お伽もよう綾にしき ふたたび 第28話

昨日、LaLa3月号を買ったと宣言しておきながら、メロディ2月号掲載の「お伽もよう綾にしき ふたたび」第28話の感想で申し訳ないです(苦笑)

いや、今週は、会社の都合でプライベートの時間がほぼほぼ潰される予定なので、続けて感想を書けそうにないので、とりあえず他の作品の紹介を書かせていただきます!

「お伽もよう綾にしき」の続編で、夫婦となった新九郎と鈴音のその後のお話です。

いわゆる霊力が強いすずは子供の頃から、不思議な生き物を呼び寄せては倒れる、能力のコントロールが出来ない孤児だった。その娘に「父様」と懐かれ、力のコントロールが出来るようになるまで面倒見ようと引き取った新九郎が、再会し、父娘から夫婦になるまでの一連の話が「お伽もよう綾にしき」です。

お伽もよう綾にしき ふたたび 第28話

そして、やはり霊能力が強い二人は、夫婦になっても、そういった騒動に巻き込まれ続けているのが、今現在メロディで連載している「お伽もよう綾にしき ふたたび」となります。

この漫画を描かれている作家さんは、小学生の頃から大好きだった、ひかわきょうこ先生です。
ひかわさんと言えば、おそらく代表作は「彼方から」と言われる方が多いでしょうね。

私にとっては「荒野の天使ども」が、ひかわさんの代表作なんです。(※人によって違うと思います。)

西部劇の少女漫画を読んだのが、生まれて初めてだったので、すごく新鮮で、また17歳の男の子と8歳の女の子が、最終的にカップルになるってのも、当時はあまりなくて、センセーショナルでした(笑)

私は、この「お伽もよう綾にしき」には、「荒野の天使ども」に通ずるモノを感じます。

西部劇って、いわゆる日本の時代劇みたいなものですものね…。
性格は真逆ですが、青年と幼女(笑)

元々時代劇や大河ドラマが大好きな、なんちゃって歴女なデイコにとって、この作品は長く続いて欲しい作品です。ひかわ先生、ご無理をなさらず、末永く頑張ってくださいませ~~。

ここからネタバレになりますので、お気を付け下さいませ(笑)

今回の第28話は、おじゃる様の過去の因縁のお話、決着間近…といったところでしょうか。

またも帰ってこない新九郎を探しに、おじゃる様と物の怪に憑りつかれているであろう前川という人物に会いに行く鈴音(すず)。おじゃる様のいきなりの行動に振り回されているようです。

おじゃる様にとって、すずは大切な存在のようで、今回の一件には、責任を感じているため、いつも以上に強引です(笑)※夜分いきなりの訪問に、どうやって取り次いでもらおうかと悩んでいるすず…

す 「いっ いきなりお庭におりちゃったりするんですか?」

お 「誰かある」

す 「え?」
  「いっ いきなり声をかけちゃったりするんですか?」

このやり取りは、とても好きです(笑) 

結局、おじゃる様の過去に因縁のあった物の怪が、館の主である前川に憑りついていたのですが、館持ちの物の怪は力が強い証明になるのでしょうか? ←この辺、よく分かってない私…(苦笑)

以前、おじゃる様につき従っていた物の怪たちを、今度は自分が従えたと自慢げに語る双角(物の怪の名前※しかし、仮の名)おじゃる様を自分に従えたいような口ぶりです。

相変わらず、動じた風もないおじゃる様。おじゃる様が双角に対し、扇子をくるくると回し始めると、威圧されたかのように怖気づく双角。

双角が力を誇示しようと、歪めた空間を館内に作ったことで、新九郎の気配を感じ取ったすずが、新九郎に呼びかけます。 

すずの声が届き、ようやく異空間から新九郎と現八郎が物の怪どもを追いかけるように戻ってくると、そこにはおじゃる様が待ち構えていました。

次号、物の怪騒動は、すべて丸く治まりそうですね。

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