実写版 精霊の守り人 第三話

こんばんは。昨日は一日中「馬医」を観ていた為、リアルタイムに「精霊の守り人」が見れたはずなのに、見るのを忘れてました(汗)

…という訳で、本日お昼から、録画した第三話を観ました!

狩穴についたばかりの頃、チャグムは一人物思いにふけることが多く、そっとそんなチャグムを見守るバルサとタンダが良いですね!

バルサとタンダ

トロガイとタンダが土の民を求めて旅立った「狩穴」では、バルサとチャグムが二人きりで過ごしていました。

タンダが居ないから、きっと美味しいご飯は食べられていないんだろうなぁ…と、ドラマなのに二人の食事事情を心配してしまいます(笑)

バルサとチャグム

バルサは、チャグムに自分の子供の頃の話をしました。

バルサもまた、チャグム同様、自分の意志とは関係なく住むべき地を追われ、命を狙われ、自分の父が依頼したという知らない武人に守られながら、戦いながら生きてきた事を、チャグムも知ります。

バルサを守り育てたジグロと言う人は、どうなったのか…。以前タンダに聞いても教えてもらえなかった事を、バルサに尋ねます。
自分(バルサ)を守って、かつての友であった追手の8人を全員倒し、守りきった後、役目を終えたと言わんばかりに亡くなった…と、ジグロの切った8人と同じ人数の8人を守る誓いを、死に際のジグロに立てた事をバルサから聞き、チャグムはどうして自分を川から救ってくれたのか、を知りました。

ジグロとバルサ

ジグロの言うとおり、人を守るという事は、人を殺すより難しい…と言う事を、結果として知り、一人を助けようとしている間に、ふたり、三人と恨みをかい、足し算も引き算もできなくなり、今はただ生きているだけだと言うバルサ。ジグロは武人として生きてきたからこそ、そのことをすでに知っていたのでしょうね…。

私は、かなりタンダ好きなんですが(笑)ジグロも相当好きです。
この物語は、主人公であるバルサがあまりにも男前なので、男性キャラにきゃーって事にはならないので、タンダのような癒し系の男性にほっこりする事の方が多いのですが、ジグロという人物には、きゃーと言えそうな気がするんですよね…(苦笑)

出来る事なら、まだ生きていてほしかったです。

狩穴からの旅立ち

春が訪れ、孵化の季節がやってきました。
チャグムの中の卵が行きたい場所こそが、卵の孵化する場所だとトロガイは考え、チャグムに行きたい場所へ行くように告げ、狩穴を後にし、4人は旅立ちました。

卵の行きたい場所を目指して

草むらを歩いていても、チャグムにはナユグの世界が見えているようで、谷を歩いているから落ちそうだ…とバルサの手を掴み歩きます。
嬉しそうに、バルサを見つめるチャグム。

狩穴での生活は、確実に絆を深めたバルサとチャグム。

青池の幻想的な雰囲気は、素晴らしいですね!
こんな場所、どこにあるんでしょうか…。真面目にロケ地に行ってみたい!!

まあ、さすがにCGじゃないので、シグ・サルアの花が、妙に不自然に浮いているように見受けられたのが、ちょっぴり残念ではありますが、美しい場所ですね。

青池

次週は、1stシーズンの最終話となりますが、残り1時間ほどで、このエピソード終れるのかしら…と不安になりますが、楽しみでもあります。

ただこの後、2ndシーズンまでは9か月以上も時間がありますので、それが待ち遠しすぎて、始まった頃に録画を忘れそうで、怖いです(苦笑)

ここからネタバレになりますので、お気を付け下さいませ(笑)

突然のラルンガとジンの襲撃から、なんとか逃げ出し、当初の目的通り「狩穴」で冬籠りをするために移動する4人。冬が深くなる前に狩穴にたどり着き、冬ごもりの準備を始めるタンダとバルサ。

チャグムの中の卵の存在は感じられるが、いつ生まれるか、またラルンガの行動などは不明のため、ナユグの土の民を探しに狩穴を後にするトロガイとタンダ。

残されたバルサとチャグムは、狩穴の中で二人きり。

まだ心を開いていない風のチャグムでしたが、突然卵の干渉でナユグと繋がってしまい、半狂乱に陥りそうになります。なんとかバルサの姿が見えるように戻ると、バルサに体当たりし、「どうして自分ばかりが…」とバルサを拳を叩きつけます。

そんなチャグムをしっかり抱きとめるバルサ。昔の自分を思い出したかのように、昔話を始めます。
タンダからジグロの話を小耳にはさんでいたチャグムは、バルサからバルサとジグロの関係や経緯を聞くことに…。バルサが話し終ると、自分に武術を教えて欲しい。槍の使い方を教えてください、と頭を下げるチャグム。何か一つ吹っ切れたかのように、少し大人になったように見えます。

その頃、ジンから、魔物は存在し、チャグムではなかった事を報告された帝は、それでもチャグムこそが魔物を呼び入れたのだと、チャグムを始末する命令を強めるだけで、精霊の存在を認めようとしません。

二ノ妃と星導師がその話をしている少し先で、皇太子と一ノ妃が談笑していのが見えました。

二ノ妃は、第一王子と第二王子は共に帝の子なのに、何が違うのか…と嘆きます。
それに対し、星導師は、精霊を宿したのが第二王子であるという事は、天に選ばれた者はチャグム王子である…という事。帝もそれには気付いているはずだ…と答えます。

つまり、皇太子よりも、更には帝である自分よりも、天に近しい者としてチャグムの存在が疎ましいのであろう…と言う事を暗に二ノ妃に告げた星導師。
何よりもまずは、第二王子を城に戻すことが先決だ…と言い残し、去って行きました。 

その後、すぐに王太子であるサグム王子が熱病にかかり、生死を彷徨い始めます。
このままでは、帝の跡を継ぐ者がいなくなる…。仕方なく、帝はチャグムを城に戻すよう星導師に命じました。シュガは、それこそが星導師が元から用意していた筋書だと、ガカイに告げます。

また狩穴では、バルサとチャグムの修行が始まり、最初の頃は満足に短槍の長さの棒を扱う事も出来ていなかったチャグムでしたが、タンダが戻ってくる頃には、様になっている程度には上達していました。

随分と前向きになっているチャグムに、タンダは驚き尋ねると、卵のおかげでバルサやタンダと出逢えたと思えるようになったから、もう前のように卵が存在することが嫌じゃなくなった。
卵が無事生まれるまで、自分自身の手でも守りたくなったんだ…と告げるチャグム。

狩穴での生活で、随分と精神面で成長したようですね。

シュガが星ノ宮の地下で、石版(碑文)の解読に没頭している所へ、またガカイが訪ねてきていた。
この国の建国神話は大嘘で、本当は意志も弱く自分で考えることも出来ない男であったトルガル帝を、大星導師ナナイが裏で操り、この国を作ったのだ…と、石版には記されていたようです。
この地を新ヨゴ国に選んだのは、ナナイ自身がヤクー同様、ナユグの世界を感じる事ができる人間であったから…と、石版の内容から、シュガは読み解き理解したようです。

ですが、ガカイはそれを信用できずにいて、シュガが狂い始めたと星導師に報告します。
ならば、ナナイが嘘の碑文を残したというのか…と、ガカイに声を荒立てる星導師。恐らく星導師も同様にこの国を操っている、というシュガの読みの方が正しいのだ、とドラマは作られてますね。

少しずつ春が近づき、チャグムがまたナユグの世界に引きずられた時、トロガイが帰ってきて、卵が行きたがっている場所を指し示すようにチャグムに告げると、チャグムは青池のある方向を指さします。

冬が終わり、ようやく狩穴を旅立つ日がやってきました。

トロガイに卵が帰りたいと思う場所へ行ってごらんと言われ、歩き出すチャグム。
今のチャグムには、ナユグの世界が当たり前のように見えているようで、それをとても羨ましそうに見ているトロガイとタンダ。呪術師として修行を積んでも、チャグムのようにはなれない…と。

同じころ、シュガがガカイに青池へチャグムが向かったはずだと告げた事を聞いた星導師により、チャグムを迎える為に狩人達が、青池に向けて差し向けられていました。

また、星導師にはチャグムを城へ連れ戻すように告げていた帝が、狩人から外されたジンを呼び出し、チャンスをやる…と告げ、再度チャグム暗殺の命を下しました。
チャグムさえ死ねば、水野穢れがなくなり、サグムの病が治ると思い込んでいるようです。

ようやく青池に着いたバルサ達。

青池にたくさん咲いているシグ・サルアの香りは、初めてチャグが青白い光に包まれたのを見た時に、バルサが嗅いだ香りと一緒だと思い出していると、突然チャグムが青池の中に入って行き、シグ・サルアの花の蜜を次から次へと食べ始めました。

そこへチャグムを迎えに来たモンを始めとする狩人達が姿を現します。

そしてバルサ達と対峙しながらも、事情をモンが話していると、狩人から外されたジンが、別の方角から現れ、チャグムを殺そうとやってきました。

ジンとバルサが切りあっていると、池の水の様子の異変に気付いたチャグムの叫び声が…。

春になったので、ラルンガが卵を狙って、チャグムを襲ってきました。
次々にラルンガの触手(?)らしき物に薙ぎ払われていく狩人達。
バルサ達4人は隙をつき、青池を離れ、森の中へ逃げ入りますが、ラルンガは土の精霊。
地の上を走っていては、逃げ切れません。

タンダが木の上に登るよう叫び、一旦モンもジンも木の上に避難しました。
その時、チャグムの中の卵が一段と強い光を放ち、チャグムを操った(?)のか、チャグムごと何処かに飛んで行ってしまいました。

次回の4話は、シーズン1の最終話。あと1話で、本当にきちんと終わるのか、そのためにはどういう描かれ方をするのか、本当に気になります! 

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