こんばんは!今日は家に帰ってから、ずっとWindows10へアップグレードを進めてくる、Microsoft社のスパムプログラムと戦っておりましたので、遅くなってしまいました。
以前、誤ってアップグレードが走ったことがありまして、なんとかキャンセルは出来たのですが「Windows10」になったら、今まで使えていたモノが使えなくなる事もあるので、出来れば「Windows7」のまま使いたいのですが、最近は勝手に日付までカウントダウンしやがるものですから…。
なんというヘビー級なスパムなの…と一度調べて削除したのですが、翌日起動したら勝手に復活してまして…本当に困ったスパムプログラムです。ウィルスクラスと言っても過言ではないくらいですよ。
それをMicrosoft社が推進しているってのが、一番の問題点(怒)
このノートパソコンが壊れたら、もう二度と「Windows」は買わない…と決めました。
デスクトップは「iMac」なので、1台くらいは「Windows」があってもいいのでは…と思ってましたが、公式のスパムウィルスのようなアップデートプログラムは、真剣に勘弁です…(溜息)
本日は、何度消しても消えない…という検索キーワードで調べた対処法を試してみました。
これで明日、復活してなかったら一安心です。
まあ「Windows10」になった時点で、きっとこのノートは動かなくなるでしょうし、インストールされてるソフトも使えなくなるものも出てくると思うので、その時点でこのパソコンのマザーボードをハンマーで叩き潰して、廃棄処分してやろうと思ってますが…。
とりあえず、現段階では延命処置が出来たようです。
さて本日の本は、人を助けて死にたい少女が主人公の「天堂家物語」です。
こちらの「天堂家物語」も、昨日の「世界で一番悪い魔女」と一緒で、2巻が今月発売です。
掲載されている雑誌が、隔月刊雑誌のLaLaDXなので、どうしても次巻が発売されるまで時間がかかってしまいますので、今日は1巻もご一緒にご紹介しようかと思います。
その為、軽めのあらすじで、感想を交えながら書きたいと思います!
天堂家は今、血腥い跡目争いが起きていて、嫁いだら最期、生きて出ることは叶わない…それを恐れた伯爵令嬢・鳳城蘭は、天堂家令息・雅人に嫁ぐ日に、入水自殺を図ったが、一人の少女により助けれてしまう。
ただ事情を知った少女は、自ら身代わりを申し出、鳳城蘭として天堂家へ入った。
だが、本物の鳳城蘭には、左目の下にほくろがある…という事を知っていた雅人により、偽物であることがすぐにバレてしまい、追い詰められ事実を説明するも、赤の他人のためにそこまでするはずがない…と信じてもらえず、反対にそれが真実ならば、目の前で死んでみせろ…と言われてしまいます。
その偽物の蘭は、それで死ぬなら本望と、自分の首を短刀で貫こうとしますが、寸での処で雅人自身の手によって、刀が蘭(偽物)の首に刺さることはありませんでした。
捨て子だった彼女を拾い育てたお爺さんは、彼女に武術や薬の処方、蘇生術など、色んな技術を教え込んで死んでいったようで、彼女は自ら死んであとを負うこともできずにいるため、「人を助けて死ぬ」ことが目的で人助けをしているようです。
そんな経緯から、彼女を気に入った雅人は、とりあえず名無しの彼女を「鳳城蘭」として身代わりをさせ、天堂家に住まわせることになりました。何より鳳城蘭の命を狙った刺客を返り討ちにする腕前は見事です。
ですが、「鳳城蘭」が同席しないといけないお茶会を無事に終えたあと、祖父の残した家(小屋)と畑が気になるから帰らせて欲しいと蘭(偽物)が言い出しました。
しぶしぶ彼女を帰らせる雅人ですが、彼女の事を気に入り、お爺さんに対する執着を自分に向けて見せたい…と考えるようになった雅人は、蘭(偽物)の祖父の家に火を放ち、帰る場所を無くさせました。
そうして、「死ぬときは俺を守って死ね」と雅人に言われ、蘭は天堂家に戻りました。
蘭はお爺さんには「チビ」と呼ばれていて、名前がなかったので「蘭」と呼ばれることになり、有事の時は「鳳城蘭」の身代わりをし、普段は「鳳城蘭」付きの使用人「蘭」として、天堂家で過ごすことになりました。
※なので、ココから本物の蘭のことは「鳳城蘭」、主人公の少女のことは「蘭」と統一します。
2巻冒頭は、使用人として暮らし始めた蘭の様子が描かれてました。
少しピントがずれたような少女なので、中々自覚はできないようですが、雅人のことを徐々に好きになってきているようです。お爺さんの家の事と、位牌の事では怒ってましたが…。
雅人の方は、執着に近いですが、蘭のことをかなり好きだと思います(笑)
「手に入れたいのはお前だけだ」と言ってますしね(笑)
ですが、やはり婚約者の鳳城蘭の事も探し連れ戻そうとしているようで、その目的というか、意図がまだはっきりと描かれていないので、よく分からないです。
ただ、蘭は少々複雑な気持ちがするようですが、いまいち自覚できないようです。
鳳城蘭らしき人物の目撃情報が有り、二人で会いに行きますが、その途中で、何度も他人を助ける蘭に腹を立てた雅人は、「他の奴を助けて死んだら、どうやって俺を守るんだ」と問いただします。
そこでようやく「そうでうね、どうしよう…」と気付く蘭。
もし一人しか助けられない状況で、自分とお爺さん…じゃなく、自分と立花(書生さん、表向き蘭の遠縁という事になっている人)が助けを求めたら、どちらを助けるのか?と尋ねる雅人さん(笑)
お爺さんを言い直すあたり、お爺さん相手じゃ自分より優先されてしまうことは想像できたんでしょうね(爆)でも蘭の答えは、「頑張って二人共助けます」でした(笑)
きっと、自分だと言って欲しかったんでしょうね…(遠い目)
誰彼構わず助けた人の中に、鴉という名の殺し屋さん?っぽい人物が居て、鳳城蘭かと思って訪ねてきた人物を殺そうとしている人でした。結果として、その人物は鳳城蘭ではなかったのですが、人が殺されるのを黙って見ている蘭ではありません。
雅人にお願いして、助けに走ります。とりあえず間に合い、殺しの現場を止めることが出来ました。
鴉は、かなり蘭のことが気に入ったようで、自分と一緒にいれば人助け(殺しの邪魔)も出来て、人を助けて死ぬ確率が高くなるから一緒に来いと誘ってきますが、確かにその通りだと思いつつも、「自分は雅人様を守って死ぬんです」と断ります。
それをしっかり聞いていた雅人様(苦笑)滅多にない優しそうな笑みです。嬉しかったんでしょう。
褒めてやる…と蘭を抱きしめます。
その時、蘭の背中、首元にキスマークが付けられていることに気付き、一気にご機嫌斜めになってしまった雅人。そのキスマークを消すかのように、歯型が残るほどキツく齧り付きました。
そして「爺はお前の死ぬ理由だが、お前の生きる理由は、俺だ。」忘れるな…と蘭に告げました。
ちょうどその頃、恐らく最初の鳳城蘭暗殺で出向いた刺客を使っていたであろう人物が、次の刺客を用意しそうな勢いで怒っています。
雅人のことを「お兄さま」と呼び、恐らく想いを寄せているのでしょう…。
晶様と呼ばれている女性は、雅人の叔父の娘さんでしょうか?それとも雅人の父、実の兄に想いを寄せていて雅人に執着している叔母の娘でしょうか…。
鳳城蘭を「ぶっ殺す」と言いながら、冷たい微笑みをたたえていました。
もしかすると、次に雇われてくる刺客は、鴉かもしれませんね…。
次巻が非常に楽しみです!!
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