実写版 前篇 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN
こんばんは。今週は2連休の週なので、DVDを何枚か借りました。
サクヤの家の近所(…と言っても歩いたら30分近くはかかりますが…)にTSUTAYAがあります。
そこでは、新作・準新作が5枚で1000円なのです。
ずっと「図書館戦争 THE LAST MISSION」が観たかったので、借りて観ようと思いながらも、中々5枚ってのがネックで…借りていませんでしたが、今回、ようやく5本観たいものが新作及び準新作にあったので、早速借りてきた次第でございます!(笑)
今回借りたDVDは、以下の5本です!!
■図書館戦争 THE LAST MISSION
■実写版 前篇 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN
■実写版 後篇 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド
■娚(おとこ)の一生
■海街diary
そうです(笑)すべて原作が漫画もしくは小説の実写版の映画のDVDです。
というわけで、まずは実写版「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(前篇)」の感想から書こうと思います。
その前に一言。実は私、原作をあまり知りません。
勤務先の人に、面白いよ(アニメと映画)…と進められ、友人にも面白いよ(漫画)…と進められ、ざっくり説明を聞き、一度読もうかとインターネットカフェでパラ見をした程度の知識です。
アニメの方も全話、Huluに上がっているので見ようかとも思いましたが、OPだけを見て、ちょっと心と時間に余裕のある時にでも見ようと思い、結局見てないのが現状です。
映画のDVD(前篇)がレンタル屋さんに並んだ時も、原作読んでからにしよう…と、借りるのを後回しにしたのですが、ネットで映画の評判を見ると、結構酷い事が書かれていまして…。
いっそ先に映画を見た方が、映画の世界観を受け入れやすいのかも…とコミックスをレンタルする方を後回しにして、映画の方を先に借りてきました!
さて、主人公エレンを演じる三浦春馬くん。不発弾の上に登って登場、カッコいいです(笑)
両親はすでになく、幼馴染のアルミンの両親の紹介で働いては、ケンカ早い為、仕事を辞めるのを繰り返している問題児のようです。そして、ミカサという恋人が居ました。
はい、ここで注目!!
いくらきちんと本を読んだことのない私でも知っていた、原作設定(人から聞いて…)アルミンとミカサは幼馴染で、ミカサはエレンを好きだが、エレンは家族的にしか思ってない…のかな?って事。
そして、巨人に壁が壊されるまで、エレンは両親とミカサと一緒に暮らして母親を巨人に食い殺されたのを切っ掛けに兵士になった…という事。
おや?すでに親がいないって事は、何を切っ掛けに、心臓を捧げる気になったのかい?
と、思っていたら、ミカサが喰われた?!え~~っっ!!
ミカサってエレンの相手役ですよね?ヒロインですよね?一緒に戦ってるって聞いてますけど…。
色んな意味で衝撃的なスタートで、驚きました。
新人兵士の中には、三人ほど女性キャラが居ますが、一人は彼氏つきだし、もう一人は子持ちだし、後の一人はアルミンの相手役っぽいし…と見ていて、これはミカサが食べられてるシーンがなかったから、生きてるのかも…と期待しながら、見ることにしました。
壁の穴を埋める為の任務で、壁の外に出るエレンたち。
すでに巨人の襲撃で、エレンたちが住んでいた門前町(この字でいいのかな?確か「モンゼンマチ」って言っていたような…。)には人が住めなくなっているようで、今は奥の壁の中に避難している状態のようです。
食いぶちを減らすためや、養育費の支給を受けるために、仕方なく兵士になった者たちが多いようなメンバーで任務に出る前夜、新兵たちは皆緊張と恐怖で元気がないようです。
そこに一人、偉そうに仲間を見下す輩が居ました。
ジャンという名の兵士で、エレンがミカサを守れなかった事を、知っている人物のようです。
最初あまりにも偉そうで、他のメンバーを見下しているので、このジャンと言う男は新兵ではなく、先輩兵士なのかと思いましたが、単なる苦労知らずのお坊ちゃまのようでした。
正直うざいキャラだし、こういうのはすぐ死ぬキャラなんだろうな…と見てました。
ですが、Wikiで見て分かりましたが、映画のみのオリジナルキャラではなく、漫画の主要キャラなんですね…。あ~、じゃあ死なないのか…(残念)←正直すぎる感想で、スミマセン。
もう一人、隊長的な女性のキャラで、うざいキャラ(苦笑)が居たのですが、まあうざいと言うよりはうるさい?キャラと言うべきか…。ゴーグルをしたハンジというベテラン兵士。
よく見たら、石原さとみさんじゃないですか…。
こんな変な役を上手にされてるなんて、やはり演技お上手ですね。
夜の間は、巨人は活動しないので、朝になる前に門前町の中央エリア(だったかな?)まで移動する…と装甲車のような硬くて重そうな車で壁の外へ出たエレンたち。
途中、何かが居る気配を感じた隊のリーダーの人から、調査のために、車から降りるよう指示があり、外に出たエレン達。…ところで、このユノヒラというリーダーの男性、モン(「精霊の守り人」の狩人リーダー)役の神尾佑さんじゃないですか…(笑)本当に武人とかの役が多いんですね…。
どうやらその気配は、牛だったようで、車に戻るよう指示が出たというのに、子供の声が聞こえる…と何も聞こえないのに、単独行動しだしたヒアナ(子持ちの女性兵士)を追ってエレンも付いていきました。
あ~何か嫌な予感がするな~と見ていると、ようやく確かに赤ん坊の泣き声が聞こえてきました。
なんだ…本当に赤ん坊が居たんだ…と少し安心したら、赤ん坊の姿の巨人が、人間を食べてました。
モン、ではなく、ユノヒラから、巨人は寝ているだけなので、大声を出したり騒いだりすれば起き出して襲われるから、大人しく行動しろ…と言われていたのに、ヒアナは大声で叫びました。
エレンが、声を押さえようとしたのに、更に大声で悲鳴を上げてくれちゃいました。
おかげで周辺の巨人たちが目覚め、襲ってきました。
ユノヒラさんは、ここで出番終了…。巨人にかじられてしまい、絶命されたような感じでした。
このままでは全滅と考えた上官たちは、エレン達がまだ乗車していないのに、車を発進させてしまいました。中央エリアまでたどり着けば、立体機動装置が使えるので、そこまで必死に走れとハンジは言い残し、エレン達を置き去りにしていきました。
なんとか中央エリアまであと少し…という所で、巨人に囲まれてしまったエレン達。
絶体絶命か…と思った所へ、救世主登場…って感じで、長谷川博己さん演じるシキシマ隊長が、あっという間に巨人を数対倒していきます。
その後に続いて、車の中で噂に出ていた女神と呼ばれていた女性の隊長が、同様に神業レベルの速さで巨人を倒しました。エレンは驚きの表情で、その女隊長を見つめています。
そうです!!ココでミカサが再登場しました。…が、もしかしたら、同じ女優さんが演じているだけのそっくりさんかもしれない…と、ドキドキしながら見てましたら、やはりミカサ本人のようでした。
でもミカサは、エレンにもアルミンにも他人行儀な態度を貫きます。
エレン達は無事に建物の中に入り、安堵した所で、ジャンがエレンに難癖を付けました。
確か、ヒアナが何か聞こえる…と勝手に探しに行ったのを、ジャンも見てたはずですし、大きな叫び声も、どう聞いても女性の声でした。
なのに、ジャンはエレンの身勝手の所為で仲間の命が危険にさらされた…と殴りかかり、責め立てます。どこまでもうざい…(苦笑)理不尽にしか見えない言いがかりですよ…。
でもエレンの方が強くて、ジャンは返り討ちにあいます。
その様子を助け舟も出さずに伺っているヒアナ。
私が勝手な行動を取ったの…ごめんなさい、くらい申し出てもいいのに…と思いながら、ヒアナも苦手だわ…と思ったら、案の定、自分の事を庇ってくれてる…とエレンに纏わりつきます。
ミカサと話をしたくて、エレンがミカサの元へ行くと、そこにはシキシマ隊長が居て、エレンに自分とミカサは恋仲だ…と言わんばかりに見せつけ、エレンを追い払いました。
そこへヒアナがやってきて…。
子供の父親になって欲しい…と、エレンの手を自分の胸の上に導き誘惑をしますが、ビルの隙間から巨人が中の様子を見ているのに気付いたエレンは、ヒアナよりも巨人にくぎ付け状態となり、一瞬にしてヒアナは巨人に食べられてしまいました。
う~ん、このヒアナってオリキャラなんですよね?わざわざ登場させる必要ってあったのかな??
ジャンは公式キャラだから仕方ないにしても、このヒアナってキャラは要らねんじゃね?!と思いました。足引っ張って、独りよがりな盛り上がりを見せて、食べられちゃうキャラって…そのシーンの時間を違うシーンに使ってもらいたかったですね(苦笑)
その上、隣りで勝手に盛り上がってたカップルも、情事の最中だった為か逃げ遅れて男の方は食われてましたね。女の方は、逆切れして、壁の穴を塞ぐため用の火薬を盗んだ男を追っかけて、取り戻すのかと思いきや、火をつけて、巨人に体当たりして爆発させてしまいました。
勿論、巨人は急所を攻撃されていないので、すぐに復活したんでしょうね。
それもたったの1体。火薬の無駄でしたね。このシーンも何のためにあるのか、分かりませんでした。
ちなみに、火薬を盗んだ人って、誰ですかね??
後篇に登場してきますかね?上官のクバル氏は反乱分子と言ってましたが…。
最後まで顔が出なかったですよね?でもハンジさんが逃がした…みたいな事を言ってましたから、後篇への伏線かな…と期待しておきましょう!
火薬はなくなり、巨人に取り囲まれて万事休すなエレン達。
エレンはひたすらビルの上へと向かいます。
屋上には、自分だけ助かろうと隠れているジャンの姿が…。人に偉そうに説教してみたり、他人を足手まといのような事を言って侮蔑していた本人が、一番情けなくてみっともない…。
その上、反省もしていない、居直ってますから、全く以て始末におえない(苦笑)
逃げようとするジャン、次々に死んでゆく仲間たち。シキシマの声が蘇ってきたエレン。
本当の敵は、巨人ではなく、脅威を忘れ、家畜となった人々、そして人々をそうしたこの国のトップだ…という声が、エレンの頭の中に響きました。
エレンは「自分は家畜ではない!」と、立体機動装置を使い、巨人を一体倒しました。
ですが、近くに居た別の巨人に片足を喰われてしまい、ビルへ落下しました。
ちょうど屋上に一人残ったジャンの元へ、巨人が集まり、ジャンが必死に逃げ回っている事に気付いたアルミンが、サンナギ達と協力して、巨人の意識をジャンから自分たちに向けさせ、ジャンを無事に助け出しますが、反対にアルミンが巨人に食われそうになってしまいました。
エレンの一部始終や自分を助けるために危険に陥ったアルミンを見て、ジャンも少しは心を入れ替えたのか、アルミンを助けようとサンナギ達と連携を組んで巨人の弱点を叩きますが、剣が折れてしまいました。
アルミンが巨人の口の中に放り込まれた所を、片足を失ったエレンが自分のカラダをつっかえ棒のようにして巨人の歯と歯の間に割り込ませ、アルミンを口の中から外へ放り出しましたが、エレンはそのまま巨人に腕を咬み切られ飲み込まれてしまいました。
アルミンが放り出された屋根の上に、エレンの腕だけが飛んできました。
その後アルミン達も、四方を巨人に囲まれ逃げ場を失っていましたが、そこへミカサがやってきました。エレンが巨人に食われたことをアルミンから聞き、自分が活路を開く…と巨人へ一人向かっていきますが、立体機動装置のガス切れで地上へ落ちてしまいました。
そこへ、先程アルミンを食べようとして、エレンを食べた巨人がやってきました。
ミカサは、折れた剣を構え、巨人と相対しましたが、突然目の前の巨人は嘔吐感を覚えたかのように、えづき始めたかと思うと、巨人の口の中から巨人の手が…。
その巨人のカラダを引き裂くようにして、別の巨人が姿を現しました。
その巨人は、他の巨人のようなダルダルの脂肪の塊のような体ではなく、筋肉質の強面の巨人で、周りの巨人を次々と駆逐していきます。
そうしてアルミン達を取り囲んでいた巨人をすべて倒した後、屋上へと近づき、ミカサを鷲掴みにしました。その時、ミカサはその巨人を「エレン」と呼びました。
その巨人もかなりの攻撃を受けていたので、そのままミカサを離し、倒れてしまいました。ピエール瀧さん演じるソウダが、どうやら事情を知ってる風で、うなじの部分を削ぐのではなく切開して、中に居る者を救い出すよう指示を出してました。
ミカサがその指示に従い、巨人のうなじを切り開くと。中からエレンが粘膜のような薄皮に包まれた状態で飛び出しました。意識は失っているようですが、咬み千切られたはずの足と腕が生え変わったかのように綺麗に揃った姿で…。
そうして目覚めたエレンの瞳は、赤色でした。…ここで前篇エンド。
私、この漫画って、西洋っぽいと思ってましたが、シキシマとか、ユノヒラとか、街並みとか、日本っぽいですけど、主役はエレンなんですね。衛門(エモン)とかにしなかったんですね(笑)
まあ、そうなるとアルミンは…安眠(アンミン)とか?(爆)
…ミカサは、司(ツカサ)とか翼(ツバサ)ですかね…。
ジャンは舜(シュン)とかね…サシャは佐々(ササ)とか…あ、名字になってるか…。
ともかく、色々、設定が中途半端な気がしますが、ファンタジー=何でもアリですから、これはこれで良いのかなぁ…。とりあえず、後篇を見てみないことには、全体の感想はまだ言えないですね。
次は後篇を見ようと思います!