ロゴ

活動記録 : レビュー ✕ コラム ✕ 覚書 ✕ ブログ

デイコのお仕事についてはコチラ

夏目友人帳 第20巻

漫画・コミック

こんばんは。「夏目友人帳」の最新刊20巻が、4/5に発売されましたね。
アニメ化5期も決定したこの作品。とても人気のある作品なのに、このまったりとした空気感が味わえるのが好きです。変な力が入ってなくて…良いですよね!

さてこの20巻には、私がすごく気になっているエピソードが収録されています。
それは後で触れることにしまして、この巻にはちょうど78話~81話までが収録されていて、81話は1/13に感想を書きました「いつかの庭」でした。

78話「つきひぐい」は、出先で見掛けた妖に頼まれ助けたお礼に…と若返ってしまった夏目。
突然若返らされた衝撃で、記憶が混乱してしまっているため、自分が今何歳で、何処にいるのか分からなくなってしまって、家に帰れない夏目を、ちょうど夏目の家に遊びに行こうとしていた田沼とタキが通りかかり、急きょ田沼の家(寺)に避難した小夏目とニャンコ先生。

妖の顔を忘れてしまっている夏目と、妖を見ることもできない田沼やタキでは、つきひぐいを見つけることは出来ないからと、ニャンコ先生が夏目の為に奮闘してくれるお話です。

人から嘘吐き呼ばわりをされ、たらい回しにされていた頃の年齢に戻っているため、自分が養い親に嫌われずに暮らしていることも、自分に友達がいることも俄かに信じられない夏目に、根気よく今の夏目について教えてくれる二人。

期待すると後でガッカリするから、ニャンコ先生も田沼もタキも妖で、自分を騙してからかっているんだと思い込もうとしていたようですが、本当だったらいいのに…と思ってしまう…と二人に素直に告げる小夏目。

夏目の周りへの警戒心や、他者に対する対応を見て、堪らなく切なくなりました。
田沼やタキもまたそうだったのでしょう…。

ようやぅニャンコ先生がつきひぐいを探し出し、夏目を元に戻すよう告げ、夏目の元に帰ってきました。
田沼とタキが、夕飯の準備を終えて、夏目を呼びに来てみれば、元の姿に戻った夏目と汚れて疲れ切ったニャンコ先生が仲良く並んで眠っている姿が…。

ウリ坊ニャンコ先生

そして79話の「流れゆくは」は、有志参加による学校恒例の二泊三日の勉強合宿に使用した施設の近くにある祠に住む妖のお話でした。

昔、その祠に祭られていた神様に付いていた妖の一人で、残り3人はすでにお面だけとなっており。本来は4つのお面をまつってある祠の中には3つしかありませんでした。
ですが夏目の目には確かに4つのお面が並んでいます。

山神様がなくしてしまった大切なモノ(簪)を一緒に探してあげて、山神様に部下の方がずっと探してましたよ…と、簪を差し出してあげる夏目。山神様は、7その簪を愛おしそうに受け取り、ポソッと「まだ おってくれたのか。」と残し、山に帰って行きました。

「つきひぐいの章」や「流れゆくはの章」のように田沼やタキのように夏目の事情を知っている友人たちや事情は知らなくても夏目を友人として傍にいてくれる西村や北本達が一緒の回のお話は、切なかったりするお話も多いのですが、最終的に涙が出そうになるほっこり感が味わえるので、好きです。

依島さん

そして80話「とおかんや」です。これが一番私が気になっているお話。
この20巻では初(?)登場の名取さんが絡むお話です。

また的場さんが出てくるか…と警戒して読んだ覚えがあります。

ですが登場したのは、かつて的場一門に匹敵する力を持っていた依島一族の人。
名取さん曰く、まだまだ力はあるのに祓い屋業を廃業し、以来森の奥に引きこもっている偏屈な人らしいのですが、かなり知識がある人らしく、夏目が見た案山子の妖と「とおかんや」という言葉について教えてもらいに訪ねたようです。

その依島さんから色々情報を聞き、なんとか案山子の妖を依頼主のお家から追い出し、家を守ることが出来た夏目たち。案山子の妖については解決しましたが、非常に印象に残る人物と意味深な台詞に、依島さんの事が非常に気になったお話でした。

夏目との関係は?

ここからは、サクヤの勝手な予想(妄想)ですが、レイコさんの孫である夏目は、レイコさんの娘の息子で、でもレイコさんは未婚で子供を産み、木の下で死んでいた…変死であったことから、親族もあまりレイコさんの事を知っている人が居ない…という設定です。

つまり未婚とはいえ、レイコさんにはパートナーが居た、ってことですよね…。
で、夏目の両親は共に普通の人で、妖を見る事のない人達だったと夏目が言ってました。

そうすると、まあ隔世遺伝?と思ってましたが、この依島さんの登場で、私の妄想の翼がバッサバッサ羽ばたいております。なんとなく風貌も夏目に似てません?この人。

夏目も初めてこの人に会った時「…何だろうこの人…―何かが気になる…。」と感じてました。
依島さんのお宅を出て、ヘバッテいるニャンコ先生に「大丈夫か先生…。おれは…なんだか落ちつく感じだったんだけど。」とも言ってました。

そしてその依島さん自身も夏目を見て「―しかし…変な感じの子だ。―知ってるような 知らないような。色んな気配がする…何か妙なものに憑かれているか…持っているか…。」と言ってました。後半部分の憑かれて~の件は友人帳のことでしょうが、「知ってるような知らないような」これは何かの伏線でしょうか。

名取さんも言ってました。いつもはあんなにベラベラ喋らない人だけど、夏目のおかげで色々話してもらえた…みたいな事を…。また依島さんは「ああみえて結構歳がいってるらしい」し、半妖の噂もあるそうで…。

これって、夏目のお祖父さんに関する伏線のような気がしてならないんです!!

結構歳が…というのは、どこまでか…になりますが、レイコさんを知らない風だったので、流石に夏目のお祖父さんではなさそうですから、レイコさんの息子さん…とか。レイコさんの力を夏目のお母さんが受け継がなかったのは、兄もしくは弟、又は双子とか?片割れがすべて引き継いでしまったからなんじゃ…なんて妄想してみたり(笑)

または、私が当初から妄想してました、レイコさんのお相手は妖だった説(笑)
で、どっちにしても依島さんはレイコさんの息子さんで、夏目のおじさん説になってしまうのですが、夏目の血縁者だったりして…。

再び、この依島さんが登場したら、私の妄想の信憑性が高まっちゃいますね(爆)
まだまだ色んな謎が残ってそうな「夏目友人帳」今後のお話の展開も楽しみです。

私は、祓い屋が絡むお話が、ちょっぴりピリッとして、程よい緊張感と高揚感を得られるので、大好きなんです。アニメの準備で休載が増えるかもしれませんが、毎月楽しみな作品です!!