実写版 図書館戦争 THE LAST MISSION
こんばんは。本来は、今日は昨日放送された「お迎えデス。」の感想を書く予定だったのですが、平成28年度熊本地震の速報番組で、第一話が4/23(土)に変更になりましたので、先日レンタルしました実写版「図書館戦争 THE LAST MISSION」の感想を書かせて頂きます!!
タイトルにも「THE LAST MISSION」とありますから、てっきり作家先生を逃がすミッション(原作4巻のお話)かと思いきや、混ぜ込んではありますが、ベースは原作3巻のお話でした。
未来企画に陶酔してしまって、防衛部から業務部へ移動願を出し転属した野村という同期に頼まれ、荷物運びを手伝った郁でしたが、それ事態が罠で、郁は査問会に掛けられることになってしまいました。
※原作では、手塚と同室の業務部の砂川という職員でしたが、もっと影響を受けている印象を与えるためか、元防衛部員という設定に変えてありますね…。
仕掛けたのは、手塚の兄で、目的は手塚に図書隊を辞めさせ、自分の元へ呼びたいから…という傍迷惑な理由で、陥れられた郁。当然、堂上教官は怒っています。
手塚兄に呼び出され、レストランに行った郁を迎えに来てくれた堂上教官と手塚慧は、まさに一触即発な雰囲気。堂上は郁を利用され、陥れた事に怒っていますし、手塚兄は弟が自分よりも堂上を信頼していることが面白くないのでしょう…。
それにしても、堂上教官、本当にお小さくていらっしゃるんですね…(涙)
思った以上の効果が出なかったので、郁を嵌めるのは辞め、職場復帰させることに…。
そして反対に、防衛部特殊部隊を潰す方へ策を弄じる事へ切り替えました。
茨城県展は表現の自由をテーマにしている為、今では自由の象徴となっている世界に一つの希少な本「図書館法規要覧」を貸出することになり、会場警備と極秘の輸送をタスクフォースが担うことになっていました。
手塚の兄にとっては、この本の展示こそが、タスクフォースを呼び出し壊滅させるためへの策。
案の定、すでに茨木図書館の館長は未来企画のシンパの一人になっていて、すでに検閲に対し、抵抗をせずに本を差し出している状態でした。
茨城図書館の防衛部は、防衛をしたことがないため、検閲の際には、3階の検閲対象書庫の通路へ避難し、隠れているような状態でした。
この辺は、すでに郁が防衛部であることが親にバレているので、変更されているようですね。
まず、イジメの表現がありませんでした。そして、館長が大仏顔の女館長さんではなく、男性でした。
※もしかしたら、大仏に似た顔の女優さんがいなかったんでしょうかね…(苦笑)
今回の目的は、未来企画としては、タスクフォースの事実上の壊滅。
メディア良化委員会側は、「図書館法規要覧」の回収。
最初の契約の戦闘1時間をマニュアル通りの穏やかなレベルで行い、その後、先頭終了後に本気での攻撃が始まり、ともかく想像を絶する戦闘となりました。
徐々に防衛ラインを3階の書庫まで追い詰められたタスクフォース。負傷者続出で、すでに戦闘可能要員は2割程度になっていました。
隊長自身も負傷し、降伏をする前に「図書館法規要覧」だけは美術館へ届けるよう、堂上と地元に詳しい郁がバレないよう身一つで外へ出ました。
良化隊にはすでに気付かれていたようで、すぐに手を回され、路地を抜けていく事に。
次々と襲いかかってくる良化隊員。
素人相手ならば十分通用する郁の攻撃も、相手が先頭職種となれば、やはり女性の力では返されてしまう為、追手は堂上が引き受け、本を郁に託し、先に行かせました。
単独行動になった郁の前に、良化隊の隊員が銃を構えて現われ、市街地での発泡許可は出てもいないのに、郁に向けて数発打ちました。
同じ頃、仁科指令が、自分のクビと引き換えに停戦を申し込んで、メディア良会員会の元へ柴崎と一緒に来ていました。手塚の兄は、この機会を逃してはならない…と言いますが、メディア良会員会の面々は、仁科指令の辞職の方が大きな利点と考えて、発泡許可を渋っているようでした。
その音が聞こえたのでしょうか、急いで堂上教官がやってきて、敵を抑えていきますが、堂上も揉み合っているうちに、足を撃ち抜かれ、それでも敵を羽交い絞めにし、郁を先に行かせようとします。
ですが、倒れていた良化隊が銃を片手に起き上がり、郁に狙いを定めているのを見て、郁と良化隊員との間に割って入り、首筋を撃たれてしまいました。
頚動脈かと思い、焦りました。
原作とは変えてあると言っても、原作で生きてる人を死なせはしないかな…と思いつつも、原作では生きていらっしゃる稲嶺指令を死亡者にしている時点で、あまり信用ができないので、堂上の死にフラグかと、真剣に焦りながら見てました(苦笑)←無事で良かったです。
出血がひどく、意識が朦朧としている堂上にキスをし、戻ったらスキと言いますから、死なないで…と言葉を残し、一人美術館へと駆け出す郁。
その後、郁はなんとか美術館の前まで来たものの、周囲を良化隊員に囲まれながらの走行。
発泡しようと良化隊が構えたところ、無数のフラッシュの光が…。
発泡許可も出ていないのに、報道者の前で、無抵抗・無防備な人間を撃つわけにはいかず、無事、郁は本を美術館へ届けることが出来ました。
そうして、無事に退院してきた堂上に「戻ったら何か言うんじゃなかったのか…」と詰め寄られるも、口ごもっていると、今度は堂上の方から、カミツレのお茶を一緒に飲みに連れていけ…と言われた郁。
命令ではなく、約束だ…と言われ、嬉しそうな郁と、そんな郁を見て嬉しそうに微笑む堂上。
なんとなく良い雰囲気に…。でも実際の告白は、原作4巻だから、今回の映画の中ではナシにしたのでしょうか…。なんだかちょっと残念です。
まあ、現在、LaLaで連載している別冊編がラブラブなだけに、少々物足りない気もしますが、色んなエピソードをギュッと詰め込んである割には、非常に分かりやすく面白く、迫力のある映
画でした!
いや~、岡田くんの身体能力の高さには脱帽です。
純粋にカッコ良かったです。勿論、榮倉奈々ちゃんも、最高にカッコ可愛かったです♪