狼陛下の花嫁 第77話
「狼陛下の花嫁」は、「赤髪の白雪姫」に続いて、現在LaLaで連載している作品の中で大好きな作品です。
元々、中華風ファンタジーが大好きな私にとって、この作品は無条件に受け入れられる作品です。
でも、この作家さんの前作「ひみつの姫君 うわさの王子」が好きだったのもあって、連載当初から現在まで、私の期待を裏切らない、面白い作品です。
昨年の9月に発売された13巻で、ひとまず第一部が無事に終わり、現在は第二部が進行中です。
ニセモノ妃から本物の妃になり、まったりとした夕鈴の妃としての新境地からの新展開。
そろそろまた波乱が生じそうですね。
どんな目的で、この隣国の王女がやってきたのか、早く事情が知りたいものです。(笑)
徐々に皆から認められる妃になっていくための試練の一つだとは思いますが、もう11巻のような切なさはしばらくノーサンキューです!!
思ってたより短い期間で、ニセモノ妃→クビ→本物妃と展開しましたが、単行本派の私としては、実に長かったように思います
正直、夕鈴が城を出たところから、戻るまでの数か月は辛くて、月刊誌の購入をやめてました。(笑)
そう!私の中で「赤髪の白雪姫」が読みたい欲求に、「狼陛下の花嫁」が辛すぎる…が勝った瞬間でした!!
そろそろ14巻が発売になる頃だと思いますし、 早く新刊が出ないかなぁ~。
待ち遠しいです。
ここからネタバレになりますので、お気を付け下さいませ(笑)
前号の76話で、俄然狼陛下をオトす気満々になってる炎波国の王女、朱音姫。
夕鈴に対する態度も酷いモノでした。
陛下のお母様も、こういった蔑まれた物言いを周りからされ続け、後宮では命を狙われ、王の寵愛よりも自由を求めてしまったのでしょうね。
陛下の心配する所もきっとそこなんでしょうね…。
夕鈴は何にでも一生懸命で、健気にも傷付いたことを気取られないよう、自分のうちに終い込んでしまうから、いつか自分の傍に居たくない…と言われてしまうか、そうなっては欲しくなくて、妃としての責務を果たさなくてもいいよ~って甘やかしてしまうんでしょうね…。
そんな陛下からの想いに、きちんと自分は返せているか、不安な夕鈴。
ちょっと前にも、臨時のバイト妃だった頃の夢を見て、泣いていたシーンがありましたが、こういったシーンの繰り返しが、いったいどんな波乱につながる伏線となっているのか、気にし始めると、意味もなく切なくなります。
この朱音姫も、どんな訳あって白陽国にやってきているのか、戦?自国の内戦?
色々想像はするものの、すべて私自身の妄想ですから(笑) 気になります。
ただ、縁談除け?の為に、珍しく李順さんから「イチャイチャ」して良しのお言葉が出て、俄然やる気の出た狼陛下の甘さが、いつもの怖さを半減させているため、朱音姫はめっちゃやる気を出していて…。
これって、李順さんの読み間違い?なんじゃ…と勝手にハラハラしている読者の私(苦笑)
優しい夕鈴の行動が、今は裏目に出ないことを祈りつつ、次号を待っている状態です(笑)