アンのマゴマゴ図書之国
「花とゆめ」は、現在購読していないので、基本コミックス派となる漫画です。
昔から、LaLaは少しお姉さん、花とゆめは少女向け、という印象を持ってましたが、最近それが顕著になってきていると感じます。それは、私が年を取った所為もあるのかもしれませんが…(苦笑)
「花とゆめ」にもね、かなり好きな作品もたくさんあるんですが、総合して読もうとすると…。
まあ、読みたい本だけ単行本で発売されるのを待てば良いかな~ってのが、私の感想です。
…で、この「アンのマゴマゴ図書之国」という作品は、コミックス派として続きを待っている作品の一つです。私の中で、樋口橘先生はハズレのない作品を描かれる漫画家さんとして登録(?)されています(笑)
前作の「学園アリス」は特に大好きだった作品で、この作品読みたさに、連載中は「花とゆめ」を購読するくらい大好きでした(笑)
次回作にあたる「アンのマゴマゴ図書之国」は、タイトルから想像できるように(笑)私のバイブルとも言える「赤毛のアン」をベースに用いた漫画です。
ただ「赤毛のアン」をベースに話が動き出すのは、2巻からなので、1巻はどんな話なんだろう?という「???」が続きっぱなしのまま読んでました。
※1巻と2巻は同時発売でしたが、そういう意味では戦略だったのかもしれませんね(笑)
「学園アリス」の時もそうでしたが、出だしの設定が突飛なので、少し入っていくのに時間は必要なのですが、入り込んでしまうと、最初不思議でしっくりきていなかった世界観が当たり前のものになってしまう…樋口先生の漫画にはそういう不思議な吸引力のようなものがあると思います。
現在まだ3巻までしか刊行されていないで、謎だらけのままですね。
アン(赤居杏音)の叔父(?)らしき人、ヨネザワ(偽名)先生の少年時代にそっくりなギルバート(伐葉)と恋におちなければ、この図書之国から抜け出すことが出来ない(なんじゃそら?)設定で、物語を進めているアンの元に、別の物語を進めてるはずのヒヨコ先輩(日横美月)が、アンの心の友ダイアナとして「赤毛のアン」の本の世界へ吸収されて来たり…と少しずつ話は進んでおりますが、樋口先生解釈の元、外してはいけない「赤毛のアン」のポイントを押さえつつ進展する第3巻。
とっても今後の展開が楽しみでございます!!
個人的には、ヒヨコ先輩がすっごく好きです(笑)
あとは、キラくんかな?
伐葉と杏音が恋におちたら、それはまるで「学アリ」の蜜柑の両親のようですね!
そして今井兄弟のような禁断の香りも…(笑)