昨日と同様、本棚整理時に見付けた、久々に読みたい本、第二弾。
「絶対平和大作戦」全4巻を読み直しました。
現在AneLaLaで「彼女になる日」を連載中の小椋アカネさんの作品です。
実はこの作家さんの処女作?の「マドモワゼル・バタフライ」が大好きだったので、次回作も買ってみるか~ってくらいの気持ちで購入した本でした。
好きな作品なのに、こんな事を言うのは憚れますが…。
この漫画家さん、お話は面白いのですが、絵が…上手なのか?どうなのか…。
絵が描けるだけでも尊敬すべきことなんでしょうが、この年まで漫画好きをやってますとね…(笑)
目も随分と肥えちゃって…(苦笑)
下手だとは思いませんが、時々デッサンがヤバくないですか?特に身体の…。
私、動きのある絵を上手に描かれる漫画家さんが好きなので、動きがカクカクして見えるのが玉に瑕…。
まあ、得てして少女漫画の漫画家さんには、多い事なんですがね…(苦笑)
ともかく、4冊読み終えたら、またも明日間近なお時間になってしまいました(汗)
国境を巡ってずっと戦争ばかりしていた「森と湖の国」の王子ヨハネと「砂漠の国」の姫君ユーダが恋に落ちた事をきっかけに、末の王子に甘い森と湖の国王と末娘に弱い砂漠の国王は停戦を宣言。
二人の結婚を認め、和平が結ばれた。
ですがこの二人の交際は、戦争を終わらせるための偽装でした。
そんな設定からスタートするラブコメディです。
ヨハネは、母国の英雄と呼ばれるほどの戦上手な王子ですが、戦争が好きなわけではなく、国を国民を守るため、他国からは鬼神と恐れられ憎まれるほどの指揮官。
方やユーダは、争いごとを嫌い、被害者の救済に力を注ぎ、聖女として尊敬されている姫君でした。
そんな救済のシーンをテレビで知ったヨハネは、会ってみたくなり、実際に会って、敵味方関係なく負傷者を助ける彼女に惚れました。
そして、戦争を停めたがっているユーダに、戦争をやめる方法を提案し、取引を持ちかけます。
つまりヨハネは最初からユーダを好きで、でもユーダは人殺しは嫌い=ヨハネは嫌いの態度を取りますが、ヨハネの自分に対する誠実さ、優しさに徐々に心を開いていきます。
ですが、少女漫画ですからね、そう簡単に両想いにはなれず、しばらく両片思い状態が続き、ようやく本物の婚約者になれた頃、ヨハネの兄を陥れて、再び戦争を再開させようとする一派が動き出します。
そんな中でようやく結婚式を挙げれた晴れの日に、ヨハネの父親(森と湖の国の国王)がユーダの国の民により狙撃されます。結婚式は中断。二人は離れ離れに…。
そしてユーダ達を受け入れられない国民たちに対し、砂漠の国の王族たちを擁護するヨハネは反逆罪として監禁されます。これもすべてヨハネの兄たちの謀略です。
ヨハネの処刑前日、ヨハネの元を訪ねたユーダ。
そして二人は監禁されている部屋でようやく結ばれますが、翌日はヨハネの処刑の日。
朝、二人は今生の別れを惜しみますが、処刑間際、ヨハネの兄の協力者であった砂の国の強硬派の一派が暴動を起こし、ヨハネは無事に助かり、一派とともに兄も拘束。
一件落着。ハッピーエンド…といったお話です。
ところでよくよく考えたら、この漫画も王子様とお姫様だわ…と今更ながらに気付きました(爆)
少女漫画って、中学生、高校生、大学生などの学生や社会人のOLさん達のホレたハレたが王道だと思ってましたが、こうして考えると、おとぎ話的に王子様とお姫様というお話もたくさんあるものですね(笑)
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