昨日・今日と「LaLa 5月号」の感想ではなく、3/18発売の単行本の感想を書いてます。
その代わり(?)と言ってはなんですが、twitterの方で「LaLa 5月号」の一言感想を呟いてます!
さて、本日は「暁のヨナ」の20巻です。
いや~、今回は本当に発売日までが待ち遠しかったです。
…なのに、20巻では決着が着いてませんでした(涙)
花とゆめ本誌は購読していないので、あとどのくらいで決着が着くのか、分かりませんが…巻末の次巻(21巻)予告では、緊迫の斉国編クライマックス!!と書いてあったので、21巻、もしくは最悪でも22巻前半で決着かな…と長めに想像しています(笑)…短く想定すると、違った場合、勝手に落ち込んでしまうので…。
19巻で、飲物に薬を盛られて、捕まってしまったヨナとリリ。
意識を取り戻してみれば、そこは斉国の砦で、砦を作り上げるための奴隷として連れてこられたようです。
ヨナ達と一緒に運ばれた者たちはすべて水の都の祭りでケガをした者たちでした。
主犯は、リリの知人で息子が行方不明になったと、リリに取り入っていた旅籠の女将のツバル。
彼女こそが、リリ達が捜していた闇市で麻薬を売買していた斉国の商人でした。
ケガ人や疲れて動けない奴隷たちに、大盤振る舞いされていたお酒は、麻薬入りのモノで、ケガ人や疲労困憊も者も関係なく、使い物にならなくなるまで、使っては始末をしていることに気付いたヨナは、リリと二人決して水分を取らないようにして、労働させられていました。
その頃、突然居なくなったヨナ達の行方を捜していたハク達は、二人が奴隷として斉国に連れ去られた事を知ります。そして、ヨナの無事を祈りつつ、二手に分かれ、ヨナとリリの救出に向かう事に…。
砦が2ヶ所あるため、ハク・ユン・キジャ・シンアの4人が向かった砦には、ヨナ達は連れられてきていないようでした。そこへ、ケガが完治していない為残ったテトラより事情を聴き、助けに駆けつけたスウォン率いる空・水・風・地の部族長+αの面々も揃い、砦を潰すことに成功します。
同じころ、別の砦に着いた、ジェハ・ゼノ・アユラの3人は、ヨナとリリが脱走した後でした。
周りの者たちからの情報では、反抗的だったから始末されたのだろうと噂されていました。ハク達への報告係としてアユラが残り、ジェハとゼノはヨナ達を探しに砦を出ます。
ハク達の砦の攻撃に転じる前夜、冷静になるために仲間の傍を離れ、一人でいたハクが壁の向こう側に様子をうかがいに来ている人の気配を感じます。
自分は高華国の者だから安心しろと、壁の向こう側の人へ話しかけます。反応がないので、その場を去ろうとしたハクに、翌日リリを助ける為に攻撃をしかけるつもりなので、奴隷たちの無事を確保してほしい…協力を請うスウォンの声が…。
また一瞬、目の前が真っ暗になるハク。ですが、以前の「私は大丈夫」というヨナの声を思い出し、今自分が最優先すべきことは、いち早く砦をぶっ壊し、ヨナとリリを助け出すことだと冷静さを呼び戻します。
そして、ハク達からの派手な合図を元に、キジャによって開けられた砦壁の大きな穴から部族長たちが入ってきて、次々に兵士たちを薙ぎ払っていきます。
ハクは流石にスウォンの顔は見たくなかったのでしょう、現場をキジャに任せ、火薬の始末に向かいます。
ユンは奴隷たちを非難させる為に誘導係を、シンアは奪われた自分たちの武器を取り戻しに、とそれぞれ分担して行動していましたが、やはり大穴の近くに居たキジャと合流したシンアは、先にスウォンと出逢ってしまいました。
ハク達を苦しめている男だと分かって、龍の手を攻撃態勢に転じたキジャに対し、高華国の兵士たちや水の部族長は攻撃しようとしますが、テトラが止めようとしているのを見て、スウォンは攻撃を止めさせ、キジャに何者か尋ねます。
自分たちは四龍の戦士で、緋龍王に仕えるものだと告げるキジャ。周りの者たちは伝説だろうと馬鹿にしますが、スウォンは信じたようで、代わりにその龍の手に触らせてくれ…と頼みます。
本当に存在したんだ…とポツリ零すスウォン。貴方が仕える緋龍王は誰か?と尋ねられたキジャは、スウォンが良く知っている人だと答えます。「…そうですか。」と答え去ろうとするスウォンに、緋龍王が居るという事は、スウォンが王ではないと言っている事と同じだと、問います。
スウォンは、自分は玉座が欲しいわけではなく、神の力を欲しいわけでもない、と答え、四龍の戦士が居ながらリリが救われていないという事は、ここにはリリが居ないのだと判断し、もう一つの砦へ移動していきました。
ハクやヨナを想えば、スウォンを憎むべき敵と見なすべきであろうが、何処かヨナに似ていると感じてしまったキジャと、以前から悪意は感じない…と答えるシンア。複雑な心境に陥ってしまいました。
その頃、風の部族たちと、ハクは感動の再会を迎えてました(笑)
このシーン(上下の画像)は、実に和みました(爆) ここまで、ほとんど笑いはなく、シリアス一辺倒だったので、本当に、ほっこりするシーンでした!
20巻の「和んだで賞」を差し上げたいくらい!!
ハク達の生存を知り、一緒にヨナが居ないことを知ったムンドク様。
この後、どんな会話をしていたのか、20巻では分かりませんでしたが、これを切っ掛けに一緒に姫様奪還が叶うといいな~と呑気な期待をしています。
あまり風の部族とその他の部族の間に摩擦が起こる展開はもう見たくないのですが、やはりハクには将軍に戻って活躍してほしい…という、サクヤの身勝手な欲があります。
何とかならんもんかな…と思ってしまいます(苦笑)スウォンは良くても、スウォンを認めて仕える部族長とスウォンを許せないでいるハクがいますからね…。
そんな事態が起こっているとは知らない、逃亡中のヨナとリリ。
自分の所為で、ヨナにケガをさせてしまったと責任を感じるリリは、動けなくなったヨナを茂みに隠し、囮となって兵士たちの前に姿を現し捕まります。
ヨナの目の前で「処刑場へ連れて行け」と連れて行かれるリリ。
自分もリリの前に立ちはだかりたいが、足が動きません。
早くキジャ達が来てくれないかと、真剣に焦る終わり方です。ここで、次巻へ続くとなりました。
ヨナが「助けて」ではなく「お願い 動いて」と念じる姿に感動です。
四龍同士はお互いの位置を感覚で掴めるらしいですが、自分たちの主である緋龍王については、居所感知が出来ないんですかね…。
次巻は8/19発売予定!もうすでに待てません!!
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