また被災者の皆さんに、お見舞いを申し上げます。
14日はテレビも付けておらず、ブログを書き終わって、Facebookを見るまで気付きませんでしたが、熊本で大きな地震と酷い被害が出ていることを知りました。
その後もテレビの放送等で、被害の映像や状況を拝見し、痛ましい限りです。
まだ余震とは言えない大きな揺れが続いているようで、更なる二次被害が発生しないことを切にお祈り申し上げます。
さてこの前、前篇のあらすじに沿って感想を書かせて頂きましたので、調子に乗りまして(苦笑)後篇「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」も書かせて頂きます。
エレンは巨人だという事で、調査兵団達の手で取り調べというか、公開処刑を待つ身となり、鎖でつながれていた。指揮官のクバルによる有無を言わさぬ尋問。
それは、弁明を許さない決めつけた事実を前提とした事実確認のみのものだった。
自分は人間だと訴え続けるも、聞き入れてもらえないエレン。銃殺刑による処刑が目前に迫る中、アルミンだけがエレンを擁護し、エレンと銃口の間に割って入った。
最後の火薬がなくなった今、外壁修復には巨人のエレンの力こそが重要で、エレンは人類に残された最後の希望だと訴えるも、クバルは庇い立てするアルミンごと処刑するよう命じる。
アルミンの話には、門前町には不発弾があり、それを巨人になったエレンに壁の上へ運ばせ爆破し、穴を塞ぐと言う希望が含まれており、ハンジやサンナギ、ミカサもクバルのやり用に異議を申し出るが、聞き入れてもらえなかった。
ハンジの庇い方には、色々思う所はありますが、実験体のようにエレンを見るハンジは、エレンが不死身な事をいいことに、切ったり開いたりしそうで、それはそれは処刑より酷い拷問なのでは?とも思いました。
サンナギは、アルミンが動く前からエレンを庇おうとしてましたが、ここでまたジャンにより「お前も一緒に処刑されたら弟や妹に会えなくなるから黙ってろ!」と、説得され、動けないようでした。
ミカサは、動きたいが動けないという感じで、エレンを表だって助けようとはしてませんし、ここにきてシキシマ隊長がこの場に不在なのも、クバルの策略なのかな…と、用意周到さに寒気のようなものを感じます。
エレンに向け、銃が放たれた時、天井より別の巨人が現れ、クバルとクバル傘下の兵士を一掃し、エレンを連れ去って行ってしまった。
クバルが瓦礫の下敷きになり、亡くなったことにより、ハンジが指揮権を引き継ぐと宣言し、エレン救出と不発弾の回収に、残った調査団のメンバーに指示を出します。
不発弾は本当にあるのか、本当に穴が防げると思っているのか、エレンが巨人化して協力すると思うのか…と、自分が参加しなくても良い理由を探すかのように、アルミンに詰め寄るジャン。
前篇から引き続き、実に不動のうざキャラ振り健在で、見事なまでの三下ジャン君。
ジャンって、原作では人気あるのかな?あったら、ファンの人、スミマセン…。この映画でのジャンが、サクヤは苦手過ぎて言葉が選べないんです(苦笑)感想という事で、ご容赦ください。
他人や仲間が死んでも自分が死ななきゃそれでいい…そんな事を堂々と言ってるように聞こえるジャンの行動に、いちいち腹を立ててましたが、ある意味、誰もがそういう思いは持っている中、人としてそれを見せないようにしているのを、あえて包み隠さず垂れ流しているジャンは、ある意味勇者なのかも…冷静になると、そういう風に想えるようになりました。
彼が先に自分だけの事を考えて行動してくれるから、少々他人を見捨てても、ジャンよりはマシ…と刷り込みが出来ている分、行動しやすいと思った同期もいたことでしょうしね…。
必要悪ってキャラ、どの作品にもいますよね…。誰も彼もが孤高の英雄では物語は成立しませんもの…うんうん、彼の存在を肯定できそうです。(※サクヤの身勝手な葛藤です。お許し下さい。)
場面変わって、巨人に攫われたはずのエレンは、ジュークボックスだけがある真っ白な空間(未来的な雰囲気のある部屋)に居ました。気付くとそこには、シキシマ隊長も、何故かボトルとシャンパングラスを両手にその空間内におり、巨人に攫われているエレンを見かけ、巨人を倒して保護した…と説明しました。
え~と、色々突っ込みたい所満載なんですが、まず、それドンペリですか?(笑)
それから、何故ジュークボックス?BGMまで流れてますが…何がしたいの??(苦笑)
あと、エレン救出時の話、実に嘘っぽい。私は、エレンが巨人になれるのなら、シキシマも巨人に慣れて、さっきのエレンを助けたのはシキシマなんじゃないかな~と思いました!
案の定、シキシマは、巨人の成り立ちのような事を知っていて、人間が最初に兵器として人体実験を繰り返した結果が、今日の巨人と人類の戦争へとつながっていると説明し、それを止めるための仲間や武器を集めていることを告げ、エレンを仲間に誘いました。
エレンは人類が巨人を恐れず、食われない世界を築けるのなら…とシキシマに賛同し、協力することを決意したようです。
火薬を盗んだりしていた反乱分子ってのは、このシキシマの集めた仲間の一人だったのかな?
不発弾の前で、ハンジ率いる調査団とシキシマ率いる反乱勢力部隊が合流しました。
シキシマはこの不発弾を壁の穴を塞ぐのに使うのではなく、更に内側の壁へ穴を開けることに使用すると言い出しました。ひとつの穴を塞いだところで、また穴は開けられ、その時は火薬も不発弾もない。
それならば、腐った現実を作り、安全な壁の中で知らん顔している上層部の人間の元へ巨人を送り、世界を変えることこそが、今すべきことだとシキシマは言い出しました。
ここで、シキシマの真の目的がわかり、エレンは協力できない…と敵対することに。
するとシキシマは、剣で自分を貫き、先程エレンを連れ去った巨人になりました。
やっぱり(笑)シキシマがさっきの巨人でした。でもそうすると、誰があの大きな最初の巨人なのでしょうか。
最初の巨人もエレンもシキシマも、その辺をウロウロしている人間を食べる巨人とは、見た目が違いますよね。人間のことも食べないし…。
ハンジ曰く、知性のある巨人ってのが、エレンとシキシマならば、あの大きな巨人もそうなのかな…と。
壁に穴を開けるために来た巨人っぽかったですから、中に入ってきてませんでしたよね…。
なんとかシキシマの巨人を倒し、巨人姿のエレンは、壁の上部にある亀裂箇所に不発弾を差し込んだ途端に消耗が激しかった為か、人間の姿に戻ってしまいました。
アルミンとサシャの二人で時限式爆弾の設定をし、皆(エレン、ミカサ、ジャン、アルミン、サシャ)でその場を後にしようと移動しかけたところ、壁の上から拍手の音が…。
そこには、瓦礫の下敷になり、死んだはずのクバル司令官の姿がありました。
エレンを渡せば、壁の穴を僅かな人数で埋めた英雄として、安全な内地で帰属待遇で過ごせるよう取り計らおうと言い出しました。
アルミンがそれを断り、エレンが真実を知りたいと伝えると、愚かだと馬鹿にし、機関銃をアルミンに向けてうち放ちました。その弾がアルミンの足を打ち抜き、怒ったサシャの矢を首に3本受け、壁の外側に落ちていきますが、その体からオレンジ色のまばゆい高熱と分かる光を放ち、クバルは最初に現れた大型の巨人へと姿を変えました。
そして大型巨人となったクバルは、壁の外側から不発弾を取り除こうとしてきたため、アルミンを壁から離れさせるため、サシャとアルミンのガスを貰い受け、ミカサとエレンとジャンの3人で大型巨人へ立体機動装置を用いて戦いを挑みました。
ジャンがだんだんまともな人物になっていき、頼りがいを見せ始めた途端、彼は大型巨人の薙ぎ払った手により砕け散ってしまい戦死となりました。
彼が最初の頃と変わらず、腰抜けの三下君のままであれば彼は生きていたかもしれないと思うと、まともな戦士になって少しは「男」を見せてみろ…と思っていた自分を反省します。
男気を見せた途端、死亡フラグだなんて…かなり気の毒でなりません…(涙)
オリキャラではなく、原作のレギュラーキャラだと聞いてますが、ジャン、彼は近々、もしくはすでに死んでしまってるんでしょうか…原作でも…。
そう思うと、ここまで悪し様に言い続けていた私をお許しくださいませ。
死にゆく人に罵詈雑言を浴びさせていた事を、反省します…(黙祷)
必死に巨人のクバルと戦うエレンとミカサ。刻一刻と不発弾の爆発の時間が迫ってきます。
とうとうその時間になり、覚悟を決めるも、爆発は起こらず…ミカサが様子を見に不発弾お元へ行くと、配線が切れた状態になってました。
そこへ人の姿に戻ったシキシマがやってきました。
同じ頃、エレンはクバルの本体をさらけ出し、止めをさそうとしますが、クバルにつまみ上げられ、身動きが取れなくなりました。
シキシマは、大型巨人は自分の獲物だと言い、またも巨人となり不発弾を片手にクバルの巨人目指して壁をよじ登っていきました。
そして、反対の放り出されて落下するエレンを見ながら、大型巨人の口の中に不発弾を入れ込み、爆発させ2体の巨人は消滅し、爆発の影響で穴もふさがり、とりあえずの平和を人類は手に入れました。
ところでこの映画、また続編やる予定なのでしょうか…。
サクヤは原作を知りませんので、まあまあ、それなりに面白く見させて頂きましたが、続編を見たいと期待するほど…ではありませんでした、というのが正直の感想です。
なのに、謎が残ってるんですよ…。それも、たぶんわざと残したよ…って言うように…。
一点は、ソウダが死に際に残した一言。「エレン、お前の兄は…。」
そう、確かに「兄」って言ったはずなんですよ。
でも誰も聞き取れていなかったので、そこに触れないので、あ~お決まりの伏線放置か…と思って見てたのですが、シキシマのエレンへの執着、そして最期の台詞。
「エレン、お前はお前の信じた道を行け」的な事を、巨人の中で言ってましたよね。
え?シキシマさんがエレンの兄?
ソウダさんがエレンのお父さんと一緒にエレンを実験体にしているっぽいシーンが冒頭の回想シーンにありましたが、その時、お母さんが「実の息子を…」とかなり怒ってました。
これが一度や二度じゃないんだろうな…くらいに思って見てましたが、エレンが次男で長男にも同じことをしていたら、お母さんが怒るのは当然だろうな…と思ったら、エレンの両親とソウダさんってどういう関係の人たちなの?って疑問が湧いてきました。
その上、エレンの両親を捉え、エレンの家の蔵書に火をかけたのは、クバルさんでした。
そしてエンディング(クレジット)の後、エレンとミカサの二人を映像(モニター)で見つめている人たちが居た…と思わせる演出が…。バイオハザードか…(笑)と思いつつも、最後の最後に誰もいない、あのジュークボックスの部屋が映って終わるのが、どうにも余韻を残すよ大作戦(苦笑)のような気がして…。
まあ続編があったら、その頃には原作を読み終えてると思うので、原作を知った上で、レンタルで見ようと思います。うん、映画館まで行って見なくてもいいかな…というのが、私の最後の感想です!
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