ユキは地獄に堕ちるのか 第二十四道・その奥底にあるもの
こんばんは。とりあえず、LaLa5月号掲載の漫画のネタバレ感想は、今日の「ユキは地獄に堕ちるのか」24話で終了です!
明日は、後回しにした「遙かなる時空の中で6」の2巻の感想、そして昨日買ってきました「ワンピース」81巻と「夏目友人帳」20巻の感想の予定です!!
封印の広場へ向かう中、ユキは雪(前世)の記憶を思い出し回想していました。
俊良は生まれつき、外道のような人には見えない良くないものが見える体質だったようで、そういったモノがこの村にもある…と言います。
そしてそういったモノを追い払うための修行をしてきたが、誰にでも出来る方法があると、俊良は雪に説きます。
幸せになること、と。
過去の人々の悲しい念が良くないものを引き寄せ、また憎しみや妬みに囚われた村ほど土地そのものが痩せていく…。だからこそ一人一人が幸せにならないといけないんでしょうね…。
その会話では、ちょっと馬鹿にしたような表情で俊良を見、はにかむような嬉しそうな表情で「幸せに…か。」と繰り返す雪は、新しい生(ユキ)では、幸せであろうと努力したのでしょうね。
二人の性格が、元は同一人物(現世と前世)なのに、こうも違うのはその約束が大きいのかもしれませんね。
とうとう、生れ変ってきた目的を雪が遂げようと、虚宿を解放しました。
なんだか、本当にもうすぐ終わりそうですね。
虚宿となった俊良の魂と雪は遭う事ができるのか、そしてユキ自身もやはり虚宿のような存在になってしまうのか…非常に気になる状況です。次号まで待てない、早く続きが読みたいですね!!
ここからネタバレになりますので、お気を付け下さいませ(笑)
外道界につながる洞窟ではぐれてしまった春花達と合流できたユキたちは、先に封印の広場に向かった天哉を追って移動をはじめました。
封印の広場に近づくにつれ、秋羅の腕の瘴気が酷くなっていき、それを心配するユキを見て、落ち込む春花。そんな春花を見て、励ます呉葉。この二人の関係も、春花が素直にユキへの想いを認めた事により修復されてきたようです。
封印の広場では、先に着いた天哉が封印の隙間から出ようともがいている外道達と対峙しています。
弱まっている封印、すなわちそれは、虚宿となってしまった俊良。
封印が解けるということは、俊良の魂が朽ち果てる…と言う事、そしてその朽ちた魂が外道界に落とされるという事を、外道たちから聞かされる天哉。
その事を知り、いったい天哉は何を思ったのでしょうか…。
同じころ、封印の広場へ向かうユキたち。ユキはその間、雪の記憶の中の俊良とも思い出を回想します。自分が村の人たち皆を大好きなのも、村が心地よく、ずっと幸せを感じながら生きてこれたのも、すべて雪が俊良とした約束を守ろうと、雪自身が選んだ新しい人生だったんだ…と、理解しました。
ユキ自身の気持ちの整理も着いてきたのでしょう…。
そして、ようやく全員が封印の広場にたどり着きます。
何時破れてもおかしくないくらいに、弱まっている結界を前に、早速儀式を執り行う為に、春花が場を整えました。そのタイミングを待っていたかのように、雪が全員を縛ります。
雪はココでようやく目的を皆に話します。
虚宿を解放し、自分が新たな封印となるつもりであることを…。
縛られ動けない皆が、ユキを道連れにするな…と言いますが、ユキ自身の望みでもあるんだと、雪と入れ替わったユキが告げます。
そして皆の回答も待たずに、虚宿解放。
ユキは本当に自分を犠牲にして封印を施すのか、凄く次号が気になる終わり方でした。
早く6月号が発売されて欲しいものです!!